その31はこちらです。
https://kimura-kouichi.blogspot.com/2017/08/31.html
今回は,霊的な能力が未熟な状態はどうであるかということについて取り上げます。
記事中で取り上げている相談例は,実際にあった相談をもとに創作したものです。
□相談例
20代の男性からの相談です。
相談内容を箇条書きで取り上げます。
(1) 自分には霊感があり、いろいろな霊が見える。
(2) こころの病気や体の不調で悩んでおり,病院に行ったが原因不明と診断された。
(3) スピリチュアルカウンセラーになりたいが,それを親に言ったら反対された。
□相談者の状況
その相談者を霊視しました。
たくさんの雑霊に憑依されており,雑霊の下で呻いているような状況でした。
雑霊が相談者にいろいろなことを話しかけており,霊聴が生じていました。
また憑依で生体エネルギーを吸い取っており,心身の不調はそれらが原因であることがわかってきました。
雑霊とは,何かにすがりつきたい,人にいたずらしたい,といった気持ちを持っている霊です。悪霊ほどの悪意はないものの,人を迷惑をかけたり人を振り回すため,関わるべきではない霊です。
ところで霊的な能力には,感度の高さと防御能力が求められます。
感度が高ければ,より多くのことを感じ取れます。
しかし感度の高さに比例して防御能力も高くないと,感度の高さでいろいろなものを拾ってしまうように雑霊が集まってきて,それらに憑依されてしまいます。
□防御能力とは
防御能力を簡単に説明すると,オーラの強さです。オーラとは生体エネルギーの放出のことです。
人の体から周囲に生体エネルギーが放出しており,それが球体のようなバリアになって,悪霊や雑霊の侵入(憑依)を防いでいます。これが防御能力です。
オーラの強さは心身の状況によって変わります。
精神的な境地を高めることで,生体エネルギーの周波数が高まり,オーラは強くなります。
また,病気にかかるとオーラは弱くなりやすいですし,体の一部の具合が悪くなるとその部位のオーラが弱くなりやすいです。
霊的な能力を高めていろいろなものを感じ取れるようになる上で,このオーラの強さが同時に求められます。そうでないと雑霊や悪霊がオーラを突き破って侵入し,憑依に悩まされることになります。
□霊感を使うことを封印する
この状態を改善するには,
(1) 短期的な対策として,私がお祓いで雑霊を追い払う。
(2) 長期的な対策として,本人が精神的境地を高めてオーラを強くする。
があります。
(1)はすぐ行えますが,そのままだと,また雑霊が集まってきて憑依された状態に戻ります。
それを防ぐには(2)の実行ですが,これは数か月や数年かかることです。
ではどうしたらよいかというと,次善の策として,霊的な能力を封印することがあります。
封印とは,霊感を使うことをやめ,霊的なことを取り上げている本やWebサイトを見ないようにして,霊的なことを忘れる(考えない)ことです。
封印することで,霊的なエネルギーや霊に対する想いが外に出なくなりますから,それに反応していた雑霊は次第に離れていきます。
私から相談者に状況を説明したあと,次のアドバイスを提示しました。
「今は霊感を磨こうとせず,霊的な研究をせず,霊的なことを封印してください。また,適切な運動をして仕事や勉強に集中することで,不調からの回復も早くなります。そしてこれからは,いろいろな人生経験を積むことに気持ちを向けたらよいでしょう。スピリチュアルカウンセラーになれないと思うかもしれませんが,今はその時期ではありません。そして霊感を高めるべき時期が来たら,何らかのお導きがあるはずです。」
□ブログ記事の索引
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○メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
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