その17はこちらです。
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結婚がまとまらない霊的な原因として,以下のものがあります。
(1) 過去世で配偶者をいじめたなどで,相談者に結婚に関する負のカルマが生じている
(2) 今生で,母親が配偶者か姑を恨み,その恨みの想いが子に流れている
(3) 今生で,過去の交際相手から恨まれている
(4) 先祖で誰かから恨みをかったものがおり,その恨みの想いが家系を絶やす力となって降りかかっている。それとは別にご家庭内での恨みも生じており,その2つの想いが影響している。
(1)から(4)の原因では,好きな異性とは交際や結婚に至らず,好きではない異性からは言い寄られる,といったすれ違いがいつまでも続く傾向があります。
結婚をできなくして家系を絶やそうとする力が,好きな異性とは交際や結婚に至らないように邪魔しているからで,好きではない異性には邪魔しないからです。
また結婚に関することだけを邪魔して,仕事や普段の生活には邪魔しない傾向があります。
今回は,家系を絶やそうとするだけでなく,仕事も邪魔するケースを取り上げます。
掲載している相談例は,実際にあった相談をもとに創作したものです。
□相談例
ある30代前半の女性からの,結婚がなぜかまとまらないという相談です。
これまで何人もの男性と交際してきましたが,毎回,交際の途中で相手が離れていったそうです。
離れていった理由ですが,交際した男性の中には「もう(交際するのに)疲れちゃった」とか「あなたとの交際はハードルが高く感じる」ということを言われたそうです。
親が探してきた相手とお見合いも何件かしましたが,最初は相手が乗り気のケースもありましたが,すべて断られたそうです。
父親が,断ってきた相手の親に断る理由を聞いたそうですが,「本人が言うには,お嬢さんと交際している間は,頭が押さえつけられるような気分になるそうです」など,異口同音に交際中は苦しい感覚に襲われることを言われたそうです。
そして父親は,「お前が結婚するのは無理なようだ」と言い出したそうです。
これは何か霊的な理由があるのではないかと思い,私に相談を申し込んだそうです。
□恨まれた先祖
相談者を霊視しました。
すぐに,家系を伝わって恨みのエネルギーが相談者に降り注いでいるのが見えました。
この恨みのエネルギーですが,何代も前の先祖で生じ,2代前の先祖(祖父母)でさらに強くなったように感じました。
何代も前の先祖は,戦で殺された相手が先祖を恨んで取り憑いたようです。
祖父母ですが相談者に聞くと,父方の祖父が生前に事業をしており,事業拡大のために取引先を泣かせるようなことをしていたそうです。
この2つの恨みの一方だけならひどくはならなかったでしょうが,両方が重なったことで祖父母より下の代で,結婚がまとまらなくなったり,仕事がうまくいかなくなる現象が起きたようです。
ただ父親は,祖父が恨まれる時期より前に結婚したので,結婚ができたことがわかってきました。
私として,相談者の家系をお祓いすることで,解消に取り組むことにしました。
□家系のお祓いでは事前に家族に説明してほしい
私から霊視した結果を説明するとともに,家系をお祓いをすることをご家族に伝えるようメールを送りました。
またこれまでの経験から,家系のお祓い中はその家系に属する人は眠たくなる傾向があるため,それも説明するとともに,お祓いは夜に行うようにしました。
間をおいてお祓いを続け,恨みの念がなくなったと感じた時点で,相談者に終了報告のメールを送りました。
相談者からのメールで,お祓いを行うことは事前に親には話していなかったそうです。しかし父親から「なぜか最近,夜になると眠たい」という話が出たため,私が説明したことと,私が家系をお祓いをしていることを話したそうです。
父親は,「なに!」と言って絶句したそうです。
□結婚が決まったというお礼のメール
それから半年ほど経過し,その女性からメールが来ました。
結婚が決まったという内容でした。
それとともに,父親と結婚式に関する話をしていたときに,父親が「あれ(お祓い)以来,仕事がうまくいっている。これもおじいさん(祖父)が守ってくれているおかげやぞ」と話したことが書かれていました。
私から,結婚を祝うメッセージのメールを送りました。
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