人生相談を続けていると,いろいろな依頼を受けます。
妊娠・出産に関する相談で,安産となるようエネルギーを送ってほしい,という依頼も時々あり,それを取り上げたことがあります。
人生相談(安産に関する依頼)
https://kimura-kouichi.blogspot.com/2019/12/blog-post_16.html
出産時以外に,相談者さんのご家族がご危篤になられた場合に,安らかになるようエネルギーを送ってほしい,という依頼も時々あります。
今回はこれに関する状況を説明します。
なお掲載している相談例は,実際にあった相談をもとに創作したものです。
□天命は変えられない
まず,ご危篤となられた場合,私にはそれをひっくり返して元気な状態に戻す力はないということです。
ご危篤になられた人を霊視すると,もう寿命が尽きかけている状態になっているのを感じます。
寿命が尽きかけている状態ですが,体に満ちていたエネルギーが弱くなり,消えかけている火のようになっている状態と形容できます。
そのためご危篤になられた人に私からエネルギーを送っても,すぐに元に戻ってしまいます。
それはまるで穴の開いた風船のようで,私から息を吹き込んで少し膨らませても,すぐにしぼんでしまうような感触があります。
□お気持ちを楽にすることなら望みがある
このようにご危篤になられたら,病状を変えることはできませんが,ご危篤になられた人と霊的につながり,お気持ちが楽になるようにエネルギーを送ることなら,できる可能性があります。
それと死亡後に,亡くなられた人からご家族(相談者)へのメッセージを伝えることが,私にできることです。
□ご危篤時の相談例
ある女性からの相談です。過去に何度か相談をご利用いただいている人でした。
メールがあり,父が危篤になった,何とか手を尽くしてもらえないだろうかという内容でした。
私からは,ご危篤の状態を変えることはできないが,安らかになられるようエネルギーを送ることはできる,と回答しました。
その後,相談者のお父様と霊的につながり,痛みを吸い取るようにして減らし,心をエネルギーで満たすようにし,それを半日ごとに続けました。
相談者からは,父の顔つきが穏やかになった,このまま安らかに最期を迎えてくれたら,という内容のメールが来ました。
翌日に,相談者から父が亡くなったとのメールが来ました。私から,ご家族がお父様に手を合わせて祈った内容はたいていはお父様に伝わります,しかし私からお父様にお伝えすることもできます,と説明しました。
相談者から伝えてほしいメッセージが来たので伝えると,お父様から2つのことに関してメッセージがきましたので,それを相談者に伝えました。
その後,もう一回メッセージのやりとりを行い,相談を終えました。
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
○メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
https://www.kimura-kouichi.com/c/index.html
2020年3月15日日曜日
2020年3月7日土曜日
人生相談(いじめと引きこもり)その8
その7はこちらです。
https://kimura-kouichi.blogspot.com/2019/05/7.html
その8では,引きこもりの別の原因と対処を取り上げます。
□引きこもりの原因(再掲)
その3やその4で取り上げましたが,引きこもりの原因を独自に分類したものを再掲します。
(1) いじめられて学校や職場などに行くのが苦痛になった
(2) 学校や職場などになじめない(ひどく緊張したり萎縮する)
(3) うつ病などの病気で,外に出るのがしんどい
(4) 行く先々で問題を起こしてしまうので,出たくない
この(2)の理由として,親との対立が原因である場合もあります。
今回は,それを取り上げます。
なお掲載している事例は,実際にあった相談をもとに創作したものです。
□親への反抗として,学校を休み続ける
ある母親からの相談です。
子供(10代後半の男の子)が学校に行かず,ほとんど部屋に引きこもっている状態が続いているとのことです。
カウンセラーにも相談して,カウンセリングも受けたそうです。しかし本人は少し考えを変えても,すぐに元に戻る状態の繰り返しだったので,私への相談を思い立ったそうです。
そのお子さんを霊視しましたが,意識の中に怒りや反抗心が渦巻いているのを感じました。そしてその感情が強く,ちょっとやそっとでは良くならない状態になっていました。
つまり自分が発した感情の蓄積が,逆に自分に作用して,自分の考えや行動を束縛するようになったともいえます。
相談者(母親)に事情を説明して話を進めていくと,父親が喧嘩っ早いタイプで,近所や社会で出会う相手と,何かと口論や対立を繰り返す人だそうです。
父親とお子さんとの怒鳴り合いも,以前は日常的だったそうで,引きこもりが続いてからはあまり口をきかなくなっているそうです。
自分にできる父親を困らす手段には,学校を休むことしかないので,反抗の意思表示として休んでいることがはっきりしてきました。
□霊的な対処とカウンセリングの両方が必要
この場合,意識に蓄積されている怒りや不満を解放させることで,お子さんの状態が少しずつ変わっていきます。
しかし父親との関係が変わり,お子さんの考えが変わらなければ,元に戻ってしまいます。
変えるといっても,父親とお子さんが仲直りする必要はなく,干渉しない関係になれば十分です。
そのため相談者に,お父様へのメッセージとして,
「学校に通って現実に立ち向かってほしい,というお父様の気持ちもわかります。しかし何か言えばお子さんは感情的になる状態です。今は立ち直るまで,放置が最適です。」
を伝えてもらうようにしました。
その後,お子さんの意識にある怒りや不満を,解放させるようにしました。
併せてお子さんに,
(1) 今の状態から抜け出せるように,霊的な力であなたの苦しみを解放させています。
(2) 学校を休み続けることで,自分で自分の人生を駄目にしている,いわば自傷行為のような状態に陥っています。
(3) お父さんには私から話をするので,お父さんのことは忘れて,好きなことに取り組むように毎日を過ごしなさい。
と伝えました。
2日後,相談者からメールがありました。子供の顔つきがきつかったのが,穏やかなものに変わったそうです。えらく感激されたようで,これまでの状況の推移などが細かく書かれていました。
5日後,解放が終わったことをメールで報告し,問題があれば一か月の相談期間の終わりに,メールでお知らせくださいと説明しました。
相談者から,お子さんはITやネットビジネスに興味を持っており,その方向に進めるように親としても支援するよう話し合ったそうです。それにより目標ができたようで,休む日はまだ多いものの,学校に通うようになったとのことです。
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□引きこもりの原因(再掲)
その3やその4で取り上げましたが,引きこもりの原因を独自に分類したものを再掲します。
(1) いじめられて学校や職場などに行くのが苦痛になった
(2) 学校や職場などになじめない(ひどく緊張したり萎縮する)
(3) うつ病などの病気で,外に出るのがしんどい
(4) 行く先々で問題を起こしてしまうので,出たくない
この(2)の理由として,親との対立が原因である場合もあります。
今回は,それを取り上げます。
なお掲載している事例は,実際にあった相談をもとに創作したものです。
□親への反抗として,学校を休み続ける
ある母親からの相談です。
子供(10代後半の男の子)が学校に行かず,ほとんど部屋に引きこもっている状態が続いているとのことです。
カウンセラーにも相談して,カウンセリングも受けたそうです。しかし本人は少し考えを変えても,すぐに元に戻る状態の繰り返しだったので,私への相談を思い立ったそうです。
そのお子さんを霊視しましたが,意識の中に怒りや反抗心が渦巻いているのを感じました。そしてその感情が強く,ちょっとやそっとでは良くならない状態になっていました。
つまり自分が発した感情の蓄積が,逆に自分に作用して,自分の考えや行動を束縛するようになったともいえます。
相談者(母親)に事情を説明して話を進めていくと,父親が喧嘩っ早いタイプで,近所や社会で出会う相手と,何かと口論や対立を繰り返す人だそうです。
父親とお子さんとの怒鳴り合いも,以前は日常的だったそうで,引きこもりが続いてからはあまり口をきかなくなっているそうです。
自分にできる父親を困らす手段には,学校を休むことしかないので,反抗の意思表示として休んでいることがはっきりしてきました。
□霊的な対処とカウンセリングの両方が必要
この場合,意識に蓄積されている怒りや不満を解放させることで,お子さんの状態が少しずつ変わっていきます。
しかし父親との関係が変わり,お子さんの考えが変わらなければ,元に戻ってしまいます。
変えるといっても,父親とお子さんが仲直りする必要はなく,干渉しない関係になれば十分です。
そのため相談者に,お父様へのメッセージとして,
「学校に通って現実に立ち向かってほしい,というお父様の気持ちもわかります。しかし何か言えばお子さんは感情的になる状態です。今は立ち直るまで,放置が最適です。」
を伝えてもらうようにしました。
その後,お子さんの意識にある怒りや不満を,解放させるようにしました。
併せてお子さんに,
(1) 今の状態から抜け出せるように,霊的な力であなたの苦しみを解放させています。
(2) 学校を休み続けることで,自分で自分の人生を駄目にしている,いわば自傷行為のような状態に陥っています。
(3) お父さんには私から話をするので,お父さんのことは忘れて,好きなことに取り組むように毎日を過ごしなさい。
と伝えました。
2日後,相談者からメールがありました。子供の顔つきがきつかったのが,穏やかなものに変わったそうです。えらく感激されたようで,これまでの状況の推移などが細かく書かれていました。
5日後,解放が終わったことをメールで報告し,問題があれば一か月の相談期間の終わりに,メールでお知らせくださいと説明しました。
相談者から,お子さんはITやネットビジネスに興味を持っており,その方向に進めるように親としても支援するよう話し合ったそうです。それにより目標ができたようで,休む日はまだ多いものの,学校に通うようになったとのことです。
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いじめと引きこもり
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