その4はこちらです
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2016/08/4.html
2012年から始まったこのブログは4年を経過し,記事が多くなってきました。
そのため,相談内容と回答のダイジェストを,何回かに分けて掲載します。
そしてダイジェストでは,これまでのいろいろな相談を振り返って,回答をまとめ直しています。
なお相談内容は,プライバシー保護の関係から,実際にあったものをもとに創作したものを掲載しています。
□心の病を何とかしたい
まず最初に説明しなければならないことは,これは人生相談であり医療行為ではありません。そのため診察とか治療という表現は使っておらず,民間療法の扱いで行っています。また霊的な能力を用いた状況の把握や対処は,神社仏閣で昔から行われている回復祈願の扱いで行っています。
心の病の相談の場合,まず霊視により,相談者の心の状況を把握します。その状況を説明し,民間療法の範囲内でどうしたらよいかを説明しています。
ここでは,心の病が霊視でどう見えるのかを説明します。
□統合失調症では心が裂けている
では霊視するとどのように感じられるのかということですが,統合失調症の相談者の場合,心が裂けている(裂け目が入っている)ように感じられます。
それも心が,斜めに裂けているように感じる場合が多いです。
心が裂けた状態は苦痛を発するため,苦痛に負けないように,黙り込んで苦痛に向き合ったり,あるいは苦痛に対して怒りや憎しみの感情をぶつけて向き合おうとする傾向があります。
□うつ病では心がどんよりしている
一般に人がいらだちや苦しみを感じた場合,その感情の多くは心から発散されてなくなっていきます。ところがうつ病を患っておられる人の場合,そのいらだちや苦しみが心から抜け出さずに残り,心が膨らんだ風船のようになっていきます。そして心が疲弊して,だるくなったり,どんよりした状態になります。
そのためうつ病(ここでは単極性うつ病に絞ります)を患っておられる相談者を霊視すると,心が拡張して疲弊し,だるくなっていたり,どんよりしている状態であると感じます。
うつ病を患っておられる人は,心の状態が言動に反映して,やる気が出ずぼうっと過ごす状態が続いているのをよく見かけます。そして長期にわたると,自分はただ食事をして息をしているだけか,と思ってしまうような状態になります。
□てんかんでは心が震えている
人間の精神構造ですが,上から,理性,感情,無意識,の三つの層に分かれており,相互に抑制しあっているように感じます。
ところがてんかんの発作がおきたときは,霊視すると,感情だけがぶるぶると揺れ動いているように見えます。普段は理性と無意識が両側から抑えているのですが,発作時は抑えが効かなくなっているように感じます。
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
□メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
http://www.kimura-kouichi.com/c/index.html
※8/16に,このブログのテンプレート(背景,壁紙)を変えました。
その3はこちらです
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2016/08/3.html
2012年から始まったこのブログは4年を経過し,記事が多くなってきました。
そのため,相談内容と回答のダイジェストを,何回かに分けて掲載します。
そしてダイジェストでは,これまでのいろいろな相談を振り返って,回答をまとめ直しています。
なお相談内容は,プライバシー保護の関係から,実際にあったものをもとに創作したものを掲載しています。
□自分がときどき別人格に変わってしまう
自分としては穏やかな性格だと思うが,ときどき意地悪な人格に変わって騒動を起こし,その後は戻って後悔する,といったことを繰り返してしまうという相談です。
よくあるパターンとして,ときどき変わる人格が,怒りやすかったり,攻撃的な人格だったりします。
そして意図に反して,職場で問題を起こして退職したり,友達を怒らせて孤独になったり,配偶者を苦しめて離婚したりして,自分の人生は破たんしたと感じます。これには何か霊的な原因があるのだろうかと疑問に思い,調べていくうちにこのブログにたどり着くという展開です。
この問題の原因はいくつか考えられますが,私のところに相談にこられる人の場合,原因が過去世の自分が問題を起こしているケースにほぼ限られます。それ以外の原因の場合,私のところに相談にこられる前に解消しているということでしょう。
□入れ替わる人格は過去世の自分
過去の記事でも説明していますが,まず魂の構成について説明します。私は人間の魂の構成を,大根にたとえています。
大根の白い根が,魂の本体です。そして緑の葉が,前世やそれより前の過去世です。つまり,過去世の数だけ緑の葉が出ており,それらが共通の白い根でつながっているというものです。
ですから自分の魂で,今生の自分,前世の自分,それより前の過去世の自分,が別人格として一部を占めている状態になっています。
そして,今生の自分は穏やかですが,過去世の自分が,意地悪だったり,怒りやすかったり,攻撃的だったりするのが,一般的な人との相違点です。
普段は,今生の穏やかな自分が前面に出ています。しかし何かの条件により,過去世の自分が一時的に入れ替わって前面に出て,別人格の行動をとるということです。
□無くすのは難しいが,減らすことならできる場合がある
この対処ですが,私が霊的な能力を使って,相談者の過去世の自分につながります。
そして,過去世の自分が抱えている想いを感じ取ります。相談者の過去世の自分も,何も好んで意地悪や攻撃的な人格になったわけではなく,騙し合いや潰し合いの世の中を生き抜くためにそうなったことが多いです。また非業の死を遂げたりして,不満な想いを抱えたままであることもあります。
その想いを私が感じ取ることで,相談者の過去世の自分は抱えていた想いから解放され,穏やかになる場合があります。
こうして過去世の自分が抱えていた想いから解放されると,相談者の日常にも変化が訪れます。以前より攻撃的にならなくなった,以前より怒らなくなった,という変化です。何をもってしても変わらなかったものが変わったことに,驚きを感じる人もいます。
私の経験上,想いをすべて解放して,ゼロにすることは難しいです。しかし,ある程度減らすことなら,十分な望みがあります。そしてある程度減ることでも,変化を実感でき,自分の人生は変えられるんだという希望が持てます。
自分の人生が破たんしたかどうかは,見方により異なります。しかしどうであれ,やり直せる可能性は生きている限りあるといえます。
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
□メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
http://www.kimura-kouichi.com/c/index.html