その6はこちらです。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/07/part6.html
スピリチュアルな人生相談を受けていると,人に話せない悩みに苦しんでいることをよく聞きます。苦しんでいる人の参考になるよう,複数の人に見られる悩みを取り上げます。
□他人がそばにいる気配を感じる
自分のそばに,自分に用のある人がいるように感じる,自分を恨んでいる人がいるように感じる,といった悩みです。他人に相談しても,考えすぎではないか,心配しすぎではないか,と言われることから人に言えない悩みになります。
私から見てこれには,不安の投影,そばに来た霊,相手が発した想念,の3つの理由が考えられます。最も多いのは,相手が発した想念で,それを中心に取り上げます。
□不安の投影
対人関係でもめごとが起きた場合,相手とのやりとりをいろいろと考えます。これまでに起きたやりとり,これから顔を合わせたときに生じるであろうやりとり,などです。不安の感情が伴うやりとりの場合,その不安が大きいと過敏になり,相手がそばにいるような感覚が生じます。
これは心理カウンセリングによる対処が適しています。
□そばに来た霊
これは霊が何らかの理由があってそばに来ていて,それを気配として感じるものです。よくあるのが,生前に自分をかわいがってくれた祖父や祖母が近くにいるような気がする,です。それは,その通りです。それ以外の気になるケースでは,次の「相手が発した想念」と同じ対処を行います。
□相手が発した想念
強く継続的に発せられた他人の想念が自分のそばにあるというもので,多くの場合,この理由が当てはまります。人が何かを想うという動作は,スピリチュアル面では,その人の魂の一部が分離して,想いとして放たれる現象です。それがその人の分身として,相手の周りにおり,それをその人の気配として感じるというものです。
しかし,私たちが何かを想うということは,日常茶飯事で起きることであり,少々の想いが放たれたくらいなら,自分も相手も心配することはありません。問題なのは,強く継続的に想念が放たれた場合です。
これに関するこのブログ内の記事として,
「人生相談(想念の影響)その2」
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2012/06/part2.html
があります。これは溺愛の場合の記事ですが,恨みの場合も同様です。
□生霊(いきりょう)ですか?
このように分身となった想念を,生霊とよぶこともあります。この種の説明は,どうしても人を不安にさせることになります。説明は必要ですが,できるだけ不安にさせないようにする方針をとっているため,私としては生霊という用語を使わず,その人の分身となった想念という表現を用います。
□対処は,気にせず無視する
この現象への対処ですが,個別の対処になると,私との相談内容になります。しかし,一般的にいえることがあります。
・気にしなければ,いずれ離れていく
・気にしてあれこれ考えたら,さらに影響が増える
そのため,心の平静を保って,毅然として接することが求められます。
※その8を掲載しました。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/08/part8.html
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
○メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
http://www.kimura-kouichi.com/c/index.html
その5はこちらです。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/07/part5.html
スピリチュアル人生相談を受けていると,人に話せない悩みに苦しんでいることをよく聞きます。苦しんでいる人の参考になるよう,複数の人に見られる悩みを取り上げます。
□意思とは異なることを言ってしまう
これは程度問題で,誰でも一度や二度はあることと思います。
身近な例では,食堂でうどんを注文するつもりが,口から出た言葉は蕎麦で,蕎麦を注文してしまった.といったことです。これくらいは問題ありませんが,転職時の採用面接で,採用を希望しているのに,口からは何故か辞退する言葉が出てしまった,といったこともあります。
私の経験上,これにはスピリチュアルではない理由と,スピリチュアルな理由があります。
□会話の成り行きや相手の話術
これは,スピリチュアルではない理由です。会話でのやりとりで,その成り行きで思ったことと違うことを,ついしゃべってしまうことがあります。また,OKと言わせるテクニックの話術で,つい「いいえ」と言うところを,「はい」と返事してしまうことがあります。
□守護霊や先祖の導き
これ以降は,スピリチュアルな理由です。たとえば食堂で,食べるとお腹をこわす料理があり,それを知らずに注文しようとする場合があるとします。そのときにその人の守護霊が,それを注文させないように,問題のない違う食べ物の名前を口に出してしまうように導くことがあります。
また,親が俳優をしていて亡くなり,あの世でその子に俳優をさせたいと願っているものの,その子は俳優になりたくないと決めている場合があります。映画のオーディションがあり,自分は俳優になりたくないものの,親の付き合いで行くことになったとします。オーディションの面接で断るつもりが,口からは「やります」という言葉が出てしまうことがあります。これは俳優になるための,親の導きということです。
それでは本人の人生が,本人の希望とは違う方向に曲げられたのか,と思うかもしれません。しかし霊的に見ると,本人はその俳優の子として生まれる前に,俳優になる覚悟をして生まれています。俳優になるために生まれてきたとまではいえませんが,俳優になることも視野に入れて生まれてきたことはいえます。ですから違う方向に進んだのではなく,生まれる前に就きたいと考えていた職業のうちの一つに,就いたとみるのが適切です。
ここまでは私の人生相談で,優先度が二番目以下の相談内容で出ることです。次は,一番目で出ることです。
□カルマで生じたエネルギー
たとえば前世で自殺した人が,この世に生まれることになったとします。生まれる前に神様(便宜上,神様とよびます)と話し合って,生まれてから経験することを決めます。自殺した人の場合,命の大切さを経験するための,試練を受けることを決めます。
そうして生まれると,就職や転職などの人生の岐路で,なぜか自分の意思に反した決断をしてしまい,何をしてもうまくいかず,迷走する人生を送る状態が続きます。これは,前世の自殺というカルマで生じたエネルギーが,命の大切さを実感する試練を作り出すように,本人に作用しているのです。
そして何度も,もう生きているのはつらい,死にたい,と思う場面が作り出されて遭遇します。そこで生き抜けるかどうかが,何度も試されます。それが,命の大切さを経験するための試練です。
この試練が終わる時期(カルマで生じたエネルギーが消滅する時期)ですが,青年期は無理にしても,人生の途中で終わりを迎えることができます。その終わる時期をどう迎え,どう過ごしていけばよいかが,相談内容になります。
この試練が続く期間は,生き抜けるかどうかを試す場面を作り出すため,意思とは異なることを言ってしまうことが,幾度となく起きます。
注:カルマ(業)は因果応報の因,つまり原因(=原因を作り出した行為)を意味するものとして,「カルマで生じたエネルギー」という表現を用いています。
※その7を掲載しました。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/07/part7.html
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
○メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
http://www.kimura-kouichi.com/c/index.html
その3はこちらです。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/06/part3_29.html
スピリチュアル人生相談を受けていると,人に話せない悩みに苦しんでいることがよくあります。苦しんでいる人の参考になるよう,複数の人に見られる悩みを取り上げます。
なお,今回のは特に,当事者といきさつを見ていた周囲の者しか理解できない悩みです。そのため,そんな馬鹿な,と思う人は読み飛ばして下さい。
□相手の自分への接し方が極端に変わる
たとえば同性の友達と付き合って一緒にいると,何もしていないのに相手が突然怒り出し,憎しみに満ちた言葉をぶつけてきます。そのためその友達と距離を置いて数か月(経験上,2~3か月が多いです)たつと,何もしていないのに今度は相手が自分を好意的になり,付き合いを再開しようと近づいてきます。
異性との交際も同じで,何でもない場面で相手が突然怒り出して,憎しみに満ちた言葉を言い出します。そのため別れて数か月たつと,自分は何もしていないのに,今度は相手が自分に対して再び好きになり,お付き合いしたいと,人づてに伝えてきたりします。
普通はそこで断りますが,もしそこで交際を再開すると,しばらくして再び相手が怒り出して,憎しみに満ちた言葉を言い出します。そして別れてしばらくすると,また相手が自分を好きになって,お付き合いしたいと伝えてきます。
同性でも異性でもそうですが,このやりとりが何回か続くと,いい加減にしろということで,付き合いは消滅します。この展開が一人だけなら,相手の問題といえます。しかしこの展開が,相手を変えて,何度も繰り返されます。
相談者の性格や話し方に問題がない場合,私の経験上,この原因として2つ考えられます。
□前世の極端なカルマ
その1つは,前世で人を愛することとともに,人を苦しめるようなことの両方を極端にしたため,今生でそれが両極端のカルマとなって,相手にエネルギーとして送られるというものです。
人を苦しめて憎しみを買うことをしたため,そのカルマで相手に恨みのエネルギーが伝わり,相手が自分に対する憎しみを,抑えることができなくなります。
そして付き合いをやめて離れると,相手に憎しみのエネルギーが送られなくなり,今度は人を愛したカルマにより,相手に好きになるエネルギーが送られ,今度は相手が自分を好きになって,付き合いたいという気持ちが抑えられなくなります。これが交互に作用するというものです。
□家族や先祖からの極端な影響
もう1つは,家族や先祖に原因があるものです。人に慈しみの気持ちで接したり人を大切にした人が家族や先祖にいるとともに,人を憎んだり恨んだりする気持ちをもった人も家族や先祖にいる場合です。
両極端な人が家族や先祖にいる場合,その影響が自分に及び,相手に憎しみのエネルギーと,好きになるエネルギーが交互に送られます。
□自分の想いを手放せばうまくいく?
憎しみのエネルギーと好きになるエネルギーが交互に作用せずに,同時に互いに打ち消し合えば良いではないか,と思われるかもしれません。
これには想念と,人間関係の展開との関係性が影響しています。それは,自我が執着するような想いを発した場合,それが人間関係のスムーズな展開を阻害するため,相手に憎しみのエネルギーが送られるのを防げなくなり,送られます。
相手との交際を諦めて,自我が相手に対する想いを手放せば,人間関係のスムーズな展開を阻害する要因がなくなり,人間関係を修復する作用が働き,それとともに相手に,自分を好きになるエネルギーが送られます。自我が執着するような想いを発するかどうかで,どちらのエネルギーが送られるかが切り替わるということです。
自我にとらわれないというか,自我が執着するような想いを発することをやめれば,物事は基本的にうまくいきます。それがこの世の法則の一つで,それが極端に影響しているのが今回のケースといえます。
では自我にとらわれず,好きだという想いをもたずに相手に接したら,あるいは無念無想で相手に接したら,自然な付き合いができるはずです。しかし,一時的ならともかく,それをいつまでも続けることは,生身の人間では困難です。
□霊力が強いと,スケールアップする?
この相談を受けていて感じるのは,相談者の霊力が強い(想念の力が強い,念力が強い,など)人ほど,相手に憎しみのエネルギーが強く作用し,また相手に好きになるエネルギーも強く作用する傾向にあります。
その場合,相談者と相手の間に入った仲介者には,信じられないことが生じます。相手が相談者に対して尋常ではない嫌悪や憎しみを示し,それを仲介者に伝えます。そしてしばらくすると,相手から仲介者に,好きになってどうしようもない,お付き合いを再開したいから引き合わせてよと頼みます。仲介者は驚き,あれだけ嫌っていたでしょ,いい加減にしてよ,と怒って相手と揉めて絶交になります。
職場では立場により,揉めた結果として,その仲介者が会社を辞めることもあります。
□人生の次のステージに進めば解消する
人生はいくつかのステージで構成されています。このような状態は,人生の次のステージに進むことができたら,解消します。では,現在のステージではどう生きていくべきか,次のステージに進むにはどうすればよいかですが,それはその人の生まれてきた目的の一つと関係しており,人生相談での相談内容になります。
※その5を掲載しました。
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/07/part5.html
□ブログ記事の索引
http://kimura-kouichi.blogspot.jp/2013/04/blog-post_18.html
○メインサイト(大阪のスピリチュアル人生相談)
http://www.kimura-kouichi.com/c/index.html